満月通信 206号 ( 霜 月 )
自己投資の勧め
令和5年12月27日は 十五夜の満月です。
今年最後の満月通信をお届けいたします。
12月とは思えない温かな日が続いていますが、今朝の埼玉での気温は1℃。
身体が冷えたようで、くしゃみが止りません。ストーブに火を入れ、スリッパをはきました。毛足の長い”モハモハ”のスリッパが、とても温かいです。
新しい年まで一週間を切りました。インフルエンザが流行している所もあるようです。お身体には十分に ご自愛ください。
会社に入ると、その組織の目的に合った教育を受けることが広く行われています。
しかしながら、その個人の特性に合わせたり、人間性を成長させる為に、手取り足取り導いてくれることは稀有なことです。
個人で事業をされている方々は、自分人身でその機会を求めない限り、そのチャンスはありません。
「誰かが育ててくれる」ことは、大人になるととても稀有なことですね。
自分で思い、考え、行動し、結果を反映し、また考え、行動を続けて行く。
己の成長もこのルールの中にあるようです。
私事で恐縮ですが、
大学受験に失敗し、父親の勧めで稼業に近い測量の専門学校に行きました。
卒業後は世田谷の会社に就職し、土木設計の部門に配属になりました。
設計と言う仕事が面白く思え、お金を貯めて夜学の専門学校に入りました。バイトの学生として二年間学んだ後に再就職。26歳の時です。
11年後に独立し、ようやくお金に余裕が生まれた3年後に経営指導の神様と呼ばれた、故船井幸雄先生が主催の「ヒューマンカレッジ」に参加し、経営のイロハを学び始めました。参加料は2万円以上の高額なセミナーでしたが、金額以上の学びがあり、向上心の旺盛な経営者の参加も多く、色々な気付きや発見がありました。
40歳の頃、船井先生が熱海に移転され「幸塾」を開いてからは、毎月のように熱海に通い始めました。
ここで良き人々と出会い、終生のお付き合いを望む方々とも出会い、温かいお付き合いを続けさせて頂いております。催しを行うきっかけもここが起点となりました。
失業しないよう、つぶれぬよう、継続的な仕事のあり方を知りたく学び初めたのですが、教えて頂いた最も大切なことは、人間として正しくある事でした。
能力の向上も、人間関係も、健康も、人としての喜びも、社会における役割も、
正しく生きる人としての思い、考え方、行いから生まれているようです。
自分自身に時間と、労力と、お金をかけ、根気強く学ぶことで、出来ない事が出来るようになり、複数の考えや発想を産出し、知らないことを知ることが叶います。
何事に対しても、適正な選択をすることも可能になりましょう。
先日『ゴジラ -1.0』を映画館で見て参りましたが、今年一番に心に迫った良い作品でありました。心を豊かにすることも、立派な自己投資の一つであると思います。
人生の転機を向かえている方、現状に憤りを感じている方にこそ、
自分自身の成長を測るため、時間と、労力と、お金をかけること、
『自己投資』をお勧めします。勇気を持って、目の前の一歩を踏み出して下さい。
自身の手で、自身の努力で素敵な未来を掴んで下さい。
次の満月は 令和6年 1月25日です。
また、ご覧ください。 よろしくお願いいたします。
月 真行